この日記は昨日からの続きです。
こちらです。
ロンドン日記:初っ端から、気分アップダウン
ホテルに着いたら、案の定ドアには鍵がかけられていて、押しても引いてもドアは開きません。
受付は電気が消えていて、非常灯とか廊下の灯りがほんのり点いているのみ。
受付の人いないかなあ。
どこに連絡したらいいんだろう。
こりゃ、ひょっとすると、24時間空いている店とか見つけた方がいいのかなあ。
日本みたいに、便利な場所とかあるのかなあ、と一抹の不安(・_・;)
ふと、ドアにある「ATTENTION」の文字とそれに続く文章。
それを読もうとしたとき、ドアの向こうの受付の向こう側に男性がいる!
おもわず、ドアをドンドン叩いたら、向こうも気づいてくれました。
そして、メインのドアの左の方にある、もう一つのドアの方を指さして、「あっちあっち」と教えてくれる。
わ~い、どうにか中に入れるぞ、そしたら、きっとなんとかなるに違いない!
と言う、強い期待を抱く。
そしてさっきの男性が鍵を中から開けてくれました。
中に入ってから、男性にチェックインしたいんだけど、と言うと、
男性は「ソーリー、僕はわからない。」と言うことを言われた。
あれ?どうやら、この人はここに泊まっているお客さんのようだ。
私がドアをドンドンしてたから、開けてくれたらしい。
そして、「じゃあ」と自分の部屋に戻ってしまった。
うーーーむ、どうしよう。。。。
困った( ・(ェ)・)
このままここで一晩、立っているのも間抜けだよなあ。
でも、もう動きたくないです、神様。( * ̄)m†~~~
そして、受付の周りの通路をぐるりとすると、もう一つドアを発見。
ここ、開けてもいいのかなあ、なんて思っていると、
先ほどの外から中に入るドアから、女性が2人入ってきて、私が立ち止まっていたところにやってきた。
そして、スーツケースと荷物を持っている私を見て、
「わお~、どうしたの?」とか声をかけてくれる。
こんな一人ぼっちで途方に暮れているときは、こんな風に声をかけてもらうだけで、身に染みる嬉しさ♡がある。
チェックインしたいのだけど、チェックインの時刻を過ぎてしまって、、、
とか言うと、「オーマイゴー!」と言ってくれた。
「それは大変ね。でも、私たちもどうしたら良いかわからないわ。とりあえず、ここに入る?」
とか言われ、そのドアを開けると、どうやら食堂&共同スペースになっている場所のようだ。
彼女たちは、ここで買ってきたご飯を食べるらしい。
私も彼女たちのあとに、着いていく。
彼女たちは大きなソファに座り、買ってきた食べ物をごそごそ開けて、食べ始める。
私も、もう一つあったソファに腰掛ける。
しーーーーーーん
思わぬ私と言うよそ者がいるために、私に遠慮して
自分たちのおしゃべりに夢中になれないようだ。
申し訳ないなあ、と思いつつ、私も何かを伝えたりする気力もあまりないので、
私はもう一つのソファでスーツケースを抱えながらぐったり。
そのうち彼女たちは静かにボソボソと会話をし始めて、しばらくして食事を終えたようだ。
彼女たちは立ち去り際、何か声をかけてくれて、ちょっとした短い会話をしてお別れした。
ちょっとの時間だったけど、人がいるって嬉しかった、ありがとう~お二人様~
と言うような気分。
でも、しーんと静まり返った、ホテルの食堂にただ一人残されると、
一気に寂しくなったりもする。
さっきまで彼女たちが座っていたソファを見る。
ソファ、、、、大きいなあ。。。
はい、この時点で決心しましたf^_^;
今夜はこの食堂のソファで夜を明かそう、と。
靴脱いで、ソファに横になると、意外と楽で気持ち良い。
とにかく横になって寝たかったので、そのまますぐ眠りに落ちました
ZZzz....
しばらくすると、今度はめちゃくちゃ寒い。
おかげで目が覚める。
あのスーツケースを開ければ、ウィンドブレーカー入ってるなあ。。。
起きるの辛い、寝てたい、寒くない寒くない、あったかい~~、私はマッチ売りの少女~、、、
とかやったり、
ウィンドブレーカーよ、ここに来い
とかやったりしたけど、やっぱり寒いのは寒いので
ようやく腰を上げ、スーツケースを開け、防寒具を取り出す
やっぱ、あったかい
そんなこんなで、やっと落ち着いて再び眠る。
でも、窓の外が少しずつ、明るくなるにつれ、少し落ち着かなくなりました。
ふと、窓の外をみると、おじさん2人が笑ってる!!

と思ったら、飾り用の人形が二つ置いてあるのでした(^^ゞ
いやー、どーもどーもです。(余裕が出来たので、写真とか撮ってる・笑)
ソファに寝て仰向けになっていると、窓の外がどんどん明るくなってくるのがわかる。

そろそろ、朝食の準備とかに、スタッフさんとか来ないかなあ。。。
にしても、ロンドン初日、食堂のソファに寝てるなんて、まったく想像してませんでした。
(↑そりゃそうだ)
なんとなく、どこかにほんのりと侘しさっていうですか?
何やってるんだろう自分、的なものも感じつつ、
なんでこういうことになるかって、そりゃあ、いろいろ安くしようとしたからさ、、、
と言う結論に、なんか、とほほー、な気分。
でも、ま、切り替えとか立ち直りが早いので、
でもね、飛行機の都合でのあれこれって、起きる可能性があるじゃん。
そんなこんなを乗り越えて、ここで安全に寝てられるっていいよね、とリフレーミング(笑)
勉強いろいろした甲斐があったなあ、とか(笑)
まあ、いろいろ使えるもんですね。
そんなこんなで、朝方はうつらうつら。
6時過ぎると、完全に目が覚めてしまいました。
朝食が8時からだから、6時半頃とかから、準備の為に誰かこないかなあ。
って思っていても、いっこうに誰もやってこない。
7時になってもやってこない。
はよ、来てくれ~、朝食の準備、30分でいいんですか?8時から朝食なら、7時にはスタッフ、来てもいいのでは?
とか勝手に、スタッフの就業時間にあーだこーだ言ってみる。
7時半頃にようやくスタッフの一人がやって来た。
スタッフに説明して、「昨日遅く来たのでチェックインできなかった、チェックインしたいのだけど」、と言ったら、
「おー、、、ちょっと待って、受付、読んできてあげる」と言ってくれた。
う、うれしい(T▽T;)
そして、しばらくすると、ネグリジェ姿の女性が現れた。
日本だったら、絶対なんか着てくるだろうなあ、こっちってこういうの楽そう、とか思う私。
「わーお、どうやって入ったの?大変だったわねえ。。でも、どうやって入ったの?鍵がかかっていた筈。開かないはずなのよ。」
えーと、男性が開けてくれて、、、、とか言うと
「カモン、カモン」
外に連れて行かれ、メインのドアのところにある注意書きを読んでくれた。
そこには、
「ATTENTION: PM10:00以降はこのドアは開きません。お客様はご自身の鍵を使って、左側のドアからお入りください。なお、チェックインされる方は、左のドアのブザーを押してください。(←こんな感じの英語)」
と書かれていました(・・;)
えええーーーー!!!
ブザーーーーー???
そんなの!!!
オーマイゴー!!!
|ll|l▄█▀█●l|ll||

明るくなってから記念に撮ったソファです(笑)
ね。
なかなか寝心地は良さそうでしょ?
・・・・
それにしても、旅先のハプニングって、寝れないことばっかりな気が・・・(笑)
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