心理的抑圧【火星編】人生を切り開く力、剣を持つ勇気とそれを使う力①



火星編に来ました。
このシリーズは、個人天体と言われる火星までなので、
火星編で終了です。

これまでの続きは以下をどうぞ。
長いですのでどうぞお暇な時に。

心理的抑圧【月編】月の欲求を紐解いていく①
心理的抑圧【月編】月の欲求を紐解いていく②
心理的抑圧【水星編】水星のエネルギー方向を考える①
心理的抑圧【水星編】水星のエネルギー方向を考える②
心理的抑圧【金星編】金星の人と関わる力の源①
心理的抑圧【金星編】金星の人と関わる力の源②
心理的抑圧【太陽編】社会の中で自己を表現し、意志を表明する挑戦①
心理的抑圧【太陽編】社会の中で自己を表現し、意志を表明する挑戦②

火星は通常、怒りに直結した天体です。

攻撃、事故、戦い、傷つける、血を流す、犯罪、、、
など結構、怖い意味がありますね。

なので、
マレフィック(凶星)なんて呼ばれます。
個人天体の5つの中では、
純粋にマレフィックな天体となります。

マレフィック(凶星)、
ベネフィック(吉星)と言うのは、
最近ではあまりこだわらない
占星術家も増えましたが、
その機能を考える時に、
マレフィックとして考えることで、
その意味を把握しやすくなることがあります。

良いも悪いも無い。
星に凶とか吉とか付けるのはおかしい。
皆、それぞれの大切な役割があるんだ。
皆仲間なんだ・・・(←最近流行?)

まあ、それは確かなんですが、
これらは下手すると、
全ての現実的次元を一緒にしてしまいます。

そして、結果として、
事故、怪我、争い、不意打ちなど、
まさに火星を抑圧した結果の暴走を招きます。
(事故や怪我が必ずしも火星の抑圧とも限りません)

例えば、
みんな仲間なんだから、
一緒でいようよ、とかなると、
同じ油の仲間として、
食用油とガソリンを混ぜてしまう感じ。

塩と胡椒は混ぜといて良いかもしれないけど、
砂糖と胡椒は混ぜといたら、
用途は無いでしょう。
(あるとしたら、特殊例です)

「同じ仲間なんだから」と言う言葉で、
全てを一緒にしてしまうことは出来ません。

あまりに尖ったモノを無くしてしまった
平等、平安、理想にこだわってしまうと、
固有の資質さえ忘れ、
全てをごちゃまぜにしてしまい、
海王星の世界に行ってしまいます。
(癒し系、スピ系の人が陥りやすい所でもあります)

一見、平和。
だけど、そこには足りない何かがある。
(足りない、不十分と言う言葉さえ、スピ系でNG・笑^^;)
でも、その感覚に従って見えてくるものは、
生存本能、活力、生命力などと
言ったようなものが欠けているのでしょう。

人の栄養物質は、これとこれとこれだけだから、
サプリメントだけあれば生きて行けるのにとか、
生まれた前の平和で穏やかな世界に戻りたいとか、
何もしなくても生きて行けたらいいのに、
とかは、意外に火星の力を”排除”していると言う、
排除意識がもたらす考え方であったりします。

でも、こういう人は、
生きている感覚、実感が無かったりします。
また、一度混乱に陥ると物事を収拾できず、
全てを人任せにしていながら、
天が授けてくれたとか言ったりして、
目の前の助けてくれた人、行動してくれた人が
見えてなかったり、無視したりね。

火星を抑圧する余り、
火星がシャドウで働いてしまっている例です。

幻想上、想像上では同じように
描いてしまえるレベルでも、
現実と言うのは、そこだけでは動いていない、
その狭い視野では無理がある、
と言うことを
火星はまざまざと見せ付けてくれます。

コンピュータのモニタ上では、
表現は全てドット上だけど、
現実はそうは置き換えられない。
(まあ、コンピュータでもドットに
するまでいろいろやってるんですが)

無理くり置き換えると、
現実では、全て、原子と分子だから、
となるが、もう、ここで全ておかしくなる。
(原子と分子だけじゃないかもしれない、
と言う疑問が持てなくなっている)

で、火星はこういうゴチャゴチャを
スパッと切り開いたりします。

現実面への鋭い適用です。

こういう力は
生活のあちらこちらで必要とされますが、
なかなかそれを使うには
熟練する必要があったりします。

ネータルの出生図で、
火星が強い人が、人生上でしっかりと
使えるようになることは、
そう簡単ではありませんが、
そこを習得する価値は十分あります。

人は、大抵、融合とか協調とかしていく方が
好ましく、理解しやすく、人気もありますので、
火星の力を使うと言う覚悟や決意を持つこと自体、
躊躇するかもしれません。

アイドルもスターも、
「皆の心を一つに」とか歌います。

火星の力を世の中で使うには、
プレッシャー、責任、技量、状況の判断など、
様々なことを乗り越えて行かなくてはならない、
結構面倒くさいプロセスがあります。

やすやすとは行きません。
乗り越えるのに時間がかかります。

火星とはこんなにも厄介なので、
それに取り組もうとは
なかなか思えないのです。

火星は刃物のような危険を伴う力なので、
使い道をしっかりと認識する必要があります。

でも、そうして熟練することで、
火星を手中に収めて行くことが出来ます。

自ら動く力でもあるので、
チャンスを待つだけでなく、
掴みとりに行く力を備えることが出来ます。

次回は、火星の後半。

火星の使い道とか、かな。