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西洋占星術の説明をするときに、
「占星術は黄道上(太陽の通り道)にある12星座を使った占いです」
と表現されることがあって、
それによって、よく誤解が生まれることがあります。
そして、よく受ける質問が、
「黄道上にはへびつかい座もあるのですが、それは使わないのですか?」
と言う事。
”なんと、12星座だけでなく、13星座あった!
星占いで自分の星座が変わる!?”
と言う様なテーマって定期的に浮上します。
ですが、そもそもの話しをしてしまうなら、
西洋占星術は12個の体系であるから始まっている、
それが積み重ねられてきているものなので、
今までの星占いの自分の星座が変わったり、
星座が増えるなんて事ありません。
ただ、まったく別物として13星座占いを提唱したり、
神話として入れ込んだり、
そのように使う人はいるかもしれませんが。
なので、何度へびつかい座の話しが出ようが、
占いの世界ではパニクッてはいないと思いますが^^;、
この辺りたまに誤解を受ける事でもあるし、
少し説明をしたいなあと思いましたので、
ちょっとブログにまとめて行きますね。
・・・ちょっとと思ってたのに①~③までになってしまった・・・・
それでも長い、、、、気長に読んでくださいませ。
~春分点が基準、そして12等分であること~
西洋占星術では、
春分点を起点にして太陽の通り道を12等分して、
そこから順番に牡羊、牡牛、双子・・・と名前を付けてあります。
西洋占星術では大事なのは
・春分点が基準
・等しく12個
ということ。
つまり、各々が30度ずつで、全部で360度となること。
昔の人が占星術を体系づけた頃は、
この12の位置を示すのに、実際の空の星座を使って、
それぞれ順番に名付けをしていきました。
実際の星座は大小ばらばらで、その幅もまちまちです。
だけど西洋占星術ではきっかり30度ずつで扱います。
そして、これがとっても大事なことなのです。
まとめると、
春分点から始まるきっかり30度ずつ12個の部屋とし、
それを使うのが西洋占星術であり、
黄道12星座がそこにあったのでその名前を付けた、
と言う事です。
(たぶんこの辺りで挫折している人はいそうですが、
どんどん先に進みます(笑))
昔は牡羊サインと夜空の牡羊座が、
同じ位置にあったことになります。
ですが、
2500年近くも立つと春分点がずれ、
実際の星座の位置と
占星術で使うサインの位置が、
今では約30度くらいずれて来てしまっています。
※地球の歳差運動により、春分点・秋分点は黄道に沿って
少しずつ西向きに移動しているのです。(←難しい事言ってます)
昔は春分点に牡羊座(←実際の星座のこと)があったけれども、
今は春分点には魚座(←実際の星座のこと)が来ています。
つまり、へびつかい座うんぬんの前に、
既に空の星座とは、ずれておりますし、
そんなことは占星術をやっていれば基礎の基礎の話しです。
純粋に「空の星座」の話しをするなら、
もし「私は牡羊座生まれです」と言う人が生まれた時、
太陽は魚座辺りにありますし、
「乙女生まれ」であれば、獅子座辺りにある、
と言う事になります。
くどく言いますが、
占星術師なら当たり前の事柄である筈ですが、
たまにそれを知らないで占星術をやっている人がいるので、
さすがにびっくりすることもあります。
西洋占星術で見て行くのは、
「空にある星座の位置」ではありません。
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