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こちらの記事は以下の記事からの続き物になっております。
~惑星が大事~
西洋占星術は、
星座占いと勘違いされることがありますが、
実際は、惑星占いという方が近いかもしれません。
ときどきプラネタリウムで星座の話しを聞く時、
お客様に馴染み深く話すためでしょうが、
「あれが獅子座ですね、星占いでも良く使われます。
このなかに獅子座生まれの人はいますか~?
はーい、皆さんはあの星の元に生まれたんですね~」
と言う様な解説を聞くことがありますが、
いや~それは違います、と言いたくなって、
なんとなくもぞもぞします(笑)。
惑星占いと言うのは、
惑星を通して天のエネルギーを地上に取りれる、
そう考えられていたからであり、
それは今もその考えに基づきます。
だから、
・春分点から、惑星がどの位置にあるか、
と言う事を問題にします。
主役は惑星達となるわけです。
その位置を特定する為に、
春分点から最初の30度のところ、
春分点から次の30度のところ、
春分点から3番目の30度のところ、、、
と言う言い方はまどろこっしいし、
間違えやすい。
名前を付けるとそれが解消されます。
なので、空の星座の名前を使ったのですが、
現代になってちょっとややこしくなってしまった、
と言う事になります。
~夜空を観測してきた~
西洋占星術で言う「牡羊生まれ」と言うのは、
春分点から最初の30度の角度の範囲のことを言い、
そこに太陽があった時期に生まれた人達です。
でも、今は実際のそこの空には魚座があります・・・。
(わかるかな~~、付いて来てるかな~~(^-^ა)
だけどぐんぐん進みます。)
「それじゃあ星座の名前を使わなければ、
こんな混乱は起きなかったのに~」
、、、と単純に思ってしまうなら、
それはもう現代病から発生するものです。
大昔は、当然ですが、そして、忘れられがちですが、
実際の空を観測していました。
そうすると
いつも形を変えないでそこにある星々と、
そうではなく、昨日とは確実に違う位置にいる星達、
と言う明らかに違う形態の星を発見するのです。
それは、何かの規則性を持っている様にも思えるけど、
突然ある時逆方向へ移動したりします。
それが水星、金星、火星、木星、木星の惑星です。
これらの星達は、
星座の中を毎日泳いでいるように、
動いているように見えるのですね。
太陽の通り道、月の通り道や満ち欠け、
惑星の通り道や出現時刻、
そして形を変えない星々・・・
人々はこれらの星達を、
膨大な時間を使って星の位置や移動を観測し、
占星術の体系を整えて行ったのです。
(ちなみに私はその遥かなる時を想像するだけでウルウル~)
この占星術の体系を整えていった人々は、
毎日毎日星を眺めていた訳ですので、
各々の30度ずつの空のエリアに対して、
黄道12宮の星座の名前を取り入れたのは、
ごくごく自然な流れであるでしょう。
今はコンピュータでチャートを出すことが
星占いとなってしまいがち。
それに占星術の命を吹き込むなら、
やはり実際の空を見て、
太陽の昇る位置や沈む位置が四季により違う事をみたり、
また夜空を見上げていきたいですね。
つづきます
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