へびつかい座って西洋占星術ではどうなっているの?③

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こちらは以下の記事からの続きです。

へびつかい座って西洋占星術ではどうなっているの?①

へびつかい座って西洋占星術ではどうなっているの?②

 

記事の最後です。むりやり詰め込みました^^;。

 

~星座とサインの呼び方の区別~

長い長い長い時をかけて、

春分点の位置は少しずつ移動していきます。

それは大昔にはその僅かな移動は、

問題にする必要は無い程でした。

 

でも、もっともっともっと長い年月を重ねて行くと、

そのずれがはっきりとわかってきます。

 

そこで、

実際の星座と占星術での呼び名を区別するために、

空にある星座は、「牡羊座」と呼び、

占星術で使うのは、「牡羊サイン」「白羊宮」と呼ぶ、

と言う呼び方のルールがあります。

 

占星術師同志ではこれらを明確に区別しています。

 

ですが一般の皆さんに占い記事にする時には、

話しがややこしいので、

牡羊座生まれの人、

とか書いてしまうので、余計誤解が激しくなります。

 

私自身も新月記事では、

「牡羊座新月」とか書いてしまいます。

ですが、正しくは「牡羊サインの新月」となる訳です。

(最近改めています・・・^^;)


でも、

通常の会話では「私は牡牛座生まれなの~」

と言うのにいちいちツッコミや訂正をすると、

そこで話の流れが途切れてしまいます。

 

対面リーディングでも、

「牡牛座ですね」とか「月が射手座ですね」

と話してしまうのですが、正しくは

「牡牛のサインですね」とか「月が射手のサインですね」

が正しい言い方になります。

 

西洋占星術が星座占いとして、

大衆に普及し定着し、

○○座生まれ

と言う言い方を使っていることから、

より誤解が生じやすくなったとも言えるかもしれません。

 

ここで、

実際の事情を知る人と知らない人が

出て来てしまうのです。

 

大昔は、占星術の中身は専門家だけが

知っていれば良かったものであり、

(毎日の星占いとか、週間星占いもないし・・・)

 

何か問題があった時にだけ人々は、

占星術師の元に駆けつけていけば良かった

と言うのもあります。

 

さらに言えば、

王様や貴族たちの為のものにだったので、

一般の人達までには普及していなかった、

と言うのもあるでしょう。

 

面倒で難しい話は占星術師が知っていれば良い話、

だったんですが、

最近は多くの人が占星術に馴染んで来ました。

 

なので、実際の占星術の成り立ちや体系を知らないと、

「でも、へびつかい座なんでしょ?本当は?」とか

「星座は12個だけじゃないのに、、、」とか

「へびつかい座を見過ごしていないです?」とか

思う人もいるみたいですし、聞かれた事もあります。

 

いえいえ、へびつかい座生まれを忘れてしまった訳でなく、

もともと12個の体系と言うことが重要なんですよ。

 

実際に13星座占いとかにしてしまったら、

西洋占星術ではエレメント、モードなどは使えなくなり、

支配星やレセプションなどの概念も吹っ飛び

もろもろ支障が生じます。

多々問題が発生してしまうのですね。

 

~春分点が基準、つまりそれは季節に従う~

何度も書いていますが、

まず、西洋占星術では、大事なのは春分点。

空の星座が起点ではありません。

(この記事、たぶん中学理科の事をすごく話しています^^)

それはつまり太陽の運行に従っていて

季節と切っても切り離せない占い方法であり、

そのことがものすごく根底にあるのです。

 

牡羊生まれと言われる人は、

昼と夜が同じ長さになる時点から、

30度の角度分のピザのとこに、

太陽がある人達の事。

 

この時期の日照時間は、

夜の長さより、昼の長さが徐々に長くなります。

日の光が徐々に増えて行く時になるのです。

 

火のエレメントである牡羊サインは、

日の光はまだ弱く不安定になりがちな季節、

ですが、芽吹く時期でもあり、

その芽はまだ未熟ながら

そこに生命の強さを感じる時期。

 

太陽が最初の30度を過ぎて、

牡牛のサインと言われる次の30度に入ると、

気温がもっと安定して来ます。

芽吹いた植物がもうちょっと大きくなり、

しっかり大地に根を張って行ける様になっていて

新緑の季節でもあり、

地のサインの安定にふさわしい季節になります。

 

このように季節、エレメント、

季節のどの位置にあるか、最初か真ん中か最後か、

と言う事がとても大事なのですね。

 

~数字にもこだわっている~

西洋占星術で、次に大事なのは、

黄道(天の太陽の通り道)を12等分すること。

360度で割り切れる数で占うことも大事であり、

1,2,3,4と言う数にもこだわっています。

 

12と言う数字がそもそも大事なのです。

実は大昔は占星術も8分割でした。

八卦とかありますよね。

 

8は360で割り切れるから8個でもOKでしたが、

占星術ではもう少し細かくしたかったのです。

 

星を使う場合、天球と言う概念が出てきます。

つまり、

球体、円を取り扱うことをスムーズにすることを

考えなくてはなりません。

 

ピザを分け合う時、パイを分け合う時、

ケーキを分け合う時、お好み焼きを分け合う時、

丸いものを分け合う時、

人が自然に等分にしようとするその姿とも

一致していることもとっても大事なのです。

 

天を等しく分割出来る数の12であり、

そしてこれ以上細かくしたら

取り扱うのに面倒になってしまう限界でもあります。

なので12分割が採用され、

扱いやすくもあるので長年残っているのでしょう。

 

基本を12分割にしておけば

まとめたい時は4分割や3分割したり、

もう少し細かくしたい時だけ、

デーカンを使ってさらに細かくしたりとか、

そういう風にいろいろ使いやすくなるのです。

 

でももし、24分割が基本だったら、

かなり面倒な体系を作らなければならず、

おそらくそういう試みはされたとしても

廃れていくのではないでしょうか。

 

~つまりは、、、~

黄道13星座と言うのは、

天文観測上は正しい言い方です。

でも、西洋占星術の仕組みの中に、

へびつかい座を入れ込むなんてことはありません。

 

円を13で割る仕組みが取れないからです。

 

でも、もし「へびつかい座生まれの方は~」なんて

占いがあったとしたら、

古来よりある占星術から文脈を借りてきて、

その配置から何かを書くことは出来るかもしれませんが、

他の使える体系を使えなくなってしまいます。

 

だから、まあ、ある程度までは、なるほどー、と言うことを

書けそうですが、応用が効きません。

もう少し細かく鑑定をしていくには、

不向きの様に思います。

 

ちなみに、

この12の中に、13番目が入れないと言うのは、

多くの物語にあるのもとても興味深いですね。

十二支についても12であり、

13番目が入れないという物語。

 

いばら姫なんかも12人の魔女を呼ばれ、

13番目は呼ばれないとか。

 

神話や物語は、とても世の中のことを、

象徴として語ってくれています。

 

~トロピカル方式と、サイドリアル方式~

さて、西洋占星術ではこのようになっていて、

春分点を基準にするのがトロピカル方式。

 

それとは別に、

サイドリアル方式と言うものがあります。

 

これは実際の星座の動きに合わせて

規準点をずらして行くものです。

 

これはインド占星術などがそのようになっています。

つまり春分を起点にしていません。

 

ですので、インド占星術では、

西洋占星術で天秤生まれだった人が、

乙女生まれである、と言う感じになります。

 

正確にはインド占星術の方に

見て貰わないとわからないでしょう。

 

この占い方式では、

実際の星座に極力近い形を取るのですね。

 

ですが、インド占星術で、

へびつかい座をいれるかと言うと、

そんなことはしないでしょう(←たぶん)。

 

その体系をそれぞれ作ってきた

長い長い歴史がありますし、

そうしてきた重要な理由があるでしょうし、

 

そこに積み重ねてきた検証や象徴体系などもあり、

 

簡単に土台を変えてしまったら、

すべての根底が崩れてしまい、

それが使えなくなってしまうことになるからです。

 

ちなみに西洋占星術とインド占星術でどちらが正しいか、

と言う議論は不毛です。

それぞれが成り立ってきた経緯があり、

そもそも違う体系のものですので。

 

山の登山口が違うと言う感じでしょうか。

登り方は違くとも、山に登ると言う行為は一緒、

と言う事に近いのかなあ、と思います。